IT企業 お客様サポートセンターシステムの再構築
【VtigerCRM導入事例】
ライセンスコストの増大とシステムの硬直化からの脱却。オープンソースCRMへの戦略的移行が実現した、全社規模での情報共有と継続的な業務改善。
Before: 導入前の課題
導入から5年以上が経過した海外製CRMは、深刻な「コスト」と「硬直性」の問題を抱えていました。
止まらないコストの増加
ユーザー課金と定期的な料金改定により、ランニングコストは年々増加。全社展開の大きな障壁となっていました。
旧システムの推定年間コスト推移
システムの硬直化と陳腐化
現場の改善要望に応えるには高額なカスタマイズが必須。結果、システムはビジネスの変化から取り残されていました。
旧システムでの機能改善プロセス
現場からの
改善要望
高額な
カスタマイズ見積
改善の
遅延・断念
Solution: VtigerCRMという選択
コスト削減と拡張性を両立するオープンソースCRMが、課題解決の最適解となりました。
圧倒的なコスト効率
ライセンス費用が不要なため、ユーザー数を気にせず全社展開が可能に。ランニングコストを劇的に削減します。
柔軟な機能拡張性
豊富な拡張機能(エクステンション)により、開発コストを抑えつつ、迅速な機能改善を実現できます。
信頼の継続サポート
導入から運用定着、継続的な改善まで、パートナーによる一貫したサポートがシステムの価値を最大化します。
Implementation: 導入プロセス
4ヶ月のプロジェクト期間で、スムーズなシステム移行と機能改善を実現しました。
4ヶ月の導入タイムライン
1ヶ月目: 要件定義 & 計画
既存システムの課題を整理し、VtigerCRMでの実現方法を定義。
2ヶ月目: 構築 & データ移行準備
基本設定と拡張機能導入。独自データ移行プログラムを開発。
3ヶ月目: データ移行 & テスト
開発したプログラムで本番データを移行し、各機能のテストを実施。
4ヶ月目: 検証 & 本稼働
最終検証期間を経て、全社への展開と本稼働を開始。
開発の内訳
改善要望のほとんどを拡張機能でカバー。開発コストと期間を大幅に圧縮しました。
After: 導入後の成果
コスト削減に留まらず、全社的な情報活用と、現場主導の「生きたシステム」が実現しました。
全社規模での情報資産の共有
コストの制約から解放され、全社員がCRMへアクセス可能に。部門間の連携が飛躍的に向上しました。
継続的な業務改善サイクル
現場主導で拡張機能を活用し、日々システムが進化。ビジネスと共に成長する「生きた業務基盤」へ。
- 営業レポートの自動生成機能を追加
- サポート問合せの自動割当ルールを改善
- マーケティングツールとの連携を実現
- モバイルアプリからの承認フローを導入