CRMの月額費用は、最初は小さく見える
CRMを導入する中小企業が増えています。
顧客情報を一元管理したい。
営業案件の進捗を見える化したい。
問い合わせ対応の履歴を残したい。
見積状況や既存顧客フォローを管理したい。
このような目的で、クラウド型のCRMやSFAを検討する企業は少なくありません。
現在、多くのCRMは月額課金型のSaaSとして提供されています。
月額数千円から始められるサービスもあり、初期費用を抑えて導入できる点は大きなメリットです。
例えば、Salesforceの日本向け価格ページでは、Salesforce Starterがユーザー1人あたり月額3,000円からと案内されています。これは中小企業にとっても検討しやすい入口価格です。(Salesforce)
ただし、CRMの費用は、最初の月額料金だけで判断してはいけません。
導入時は小さく見える費用でも、ユーザー数の増加、上位プランへの変更、オプション機能の追加、外部連携、データ容量、サポート費用などにより、数年後には想定以上の固定費になることがあります。
CRMは一度導入すると、顧客情報、商談履歴、問い合わせ履歴、見積履歴などが蓄積されます。
そのため、簡単にはやめられません。
つまり、CRMは導入時の価格だけでなく、3年後、5年後の総コストで考える必要があります。
SaaS型CRMのメリット
まず、SaaS型CRMのメリットを整理しておきます。
SaaS型CRMには、次のような利点があります。
- 初期導入しやすい
- サーバー管理が不要
- インターネット環境があれば利用できる
- アップデートが自動で行われる
- セキュリティ対策をサービス提供側に任せやすい
- スマートフォンやタブレットでも使いやすい
- サポートやヘルプが整備されていることが多い
特に、社内に情報システム担当者がいない中小企業にとって、サーバー管理が不要なSaaS型CRMは非常に魅力的です。
すぐに使い始められる。
管理の手間が少ない。
小規模から始められる。
必要に応じて機能を追加できる。
こうした点は、SaaS型CRMの大きな強みです。
したがって、SaaS型CRMが悪いわけではありません。
むしろ、多くの企業にとって有効な選択肢です。
問題は、月額費用が長期的にどう増えていくかを十分に考えずに導入してしまうことです。
CRM費用が膨らみやすい理由
CRMの月額費用が膨らむ理由はいくつかあります。
1. ユーザー数が増える
多くのSaaS型CRMは、ユーザー単位で課金されます。
最初は営業担当者3名だけで始めたとしても、運用が広がると利用者は増えていきます。
例えば、次のような部門にも利用が広がることがあります。
- 営業部門
- 営業事務
- カスタマーサポート
- マーケティング
- 管理部門
- 経営層
- 外部パートナー
CRMは、会社全体で使うほど価値が高まります。
しかし、ユーザー課金型の場合、利用者が増えるほど月額費用も増えます。
月額3,000円のCRMでも、10ユーザーなら月額3万円、30ユーザーなら月額9万円、50ユーザーなら月額15万円になります。
さらに、年間で見ると以下のようになります。
| ユーザー数 | 1ユーザー月額3,000円の場合 | 年額 |
|---|---|---|
| 10名 | 30,000円/月 | 360,000円/年 |
| 30名 | 90,000円/月 | 1,080,000円/年 |
| 50名 | 150,000円/月 | 1,800,000円/年 |
この金額自体が高いか安いかは、得られる効果によって変わります。
ただし、中小企業にとっては、月額課金が固定費として積み上がることを慎重に見る必要があります。
2. 上位プランが必要になる
CRMを使い始めると、次第にやりたいことが増えてきます。
- 承認フローを使いたい
- 詳細な権限設定をしたい
- 高度なレポートを作りたい
- 外部システムと連携したい
- 自動化機能を使いたい
- AI機能を使いたい
- データ容量を増やしたい
- サポートを強化したい
こうした機能が、標準プランでは使えず、上位プランやオプション契約が必要になることがあります。
導入時には安価なプランで始められても、実際に運用していく中で上位プランが必要になり、結果として月額費用が増えるケースがあります。
CRM選定時には、現在使いたい機能だけでなく、将来必要になりそうな機能がどのプランに含まれているかを確認することが重要です。
3. オプション費用が追加される
CRM本体の月額費用とは別に、オプション費用が発生することもあります。
例えば、
- メール配信機能
- MA機能
- 問い合わせ管理機能
- 電話連携
- 名刺管理連携
- 帳票出力
- ワークフロー
- 外部システム連携
- データバックアップ
- 追加ストレージ
- 高度なサポート
CRMを本格的に使おうとすると、周辺機能も必要になります。
その結果、最初に想定していた月額費用よりも大きくなることがあります。
4. 導入支援・カスタマイズ費用がかかる
SaaS型CRMは、契約すればすぐに使えるように見えます。
しかし、業務に合わせて使うには設定が必要です。
- 項目設定
- 画面設定
- 権限設定
- レポート設定
- ダッシュボード作成
- データ移行
- 入力ルール整備
- 現場向け操作説明
- 運用設計
これらを自社で対応できればよいですが、中小企業では外部支援が必要になることも多くあります。
その場合、CRMの月額費用とは別に、導入支援費用やカスタマイズ費用が発生します。
5. やめにくくなる
CRMは、導入後にデータが蓄積されます。
顧客情報、商談履歴、問い合わせ履歴、見積履歴、活動履歴などがCRMに入ると、そのCRMは会社の業務基盤になります。
そのため、費用が高いと感じても、簡単にはやめられません。
- データ移行が大変
- 現場がそのCRMに慣れている
- 業務フローがCRM前提になっている
- 外部連携がある
- レポートや管理資料がCRMから作られている
このような状態になると、乗り換えには大きな負担がかかります。
CRM導入時には、使い始めることだけでなく、将来の変更や乗り換えも考えておくべきです。
そこで検討したいOSS CRMという選択肢
CRMの月額費用が将来的に膨らむことを避けたい場合、選択肢の一つになるのがOSS CRMです。
OSSとは、オープンソースソフトウェアのことです。
ソースコードが公開されており、一定のライセンス条件のもとで利用・改変できるソフトウェアを指します。
CRMの分野にもOSSは存在します。
代表的なものの一つが、VtigerCRMです。
Vtigerは公式サイト上で、Community Editionを無料・オープンソースのCRMとして紹介しており、独自にCRMを構築・拡張できる選択肢として案内しています。(Vtiger)
また、GitHub上のVtiger CRMリポジトリでも、Vtiger CRM Open Sourceとしてコードが公開されています。(GitHub)
OSS CRMの最大の特徴は、SaaS型CRMのようなユーザー単位の月額ライセンス費が発生しにくいことです。
もちろん、OSSだから完全に無料で運用できるわけではありません。
サーバー費用、保守費用、導入支援費用、セキュリティ対策費用、カスタマイズ費用は必要です。
それでも、ユーザー数が増えたときにライセンス費が比例して増えていくSaaS型CRMとは、コスト構造が異なります。
OSS CRMのメリット
OSS CRMには、次のようなメリットがあります。
1. ユーザー数が増えてもライセンス費が膨らみにくい
OSS CRMの大きなメリットは、ユーザー数が増えても、SaaSのようにユーザー単位の月額ライセンス費が増えにくいことです。
例えば、営業担当者だけでなく、営業事務、サポート担当、管理部門、経営層までCRMを使いたい場合、ユーザー課金型CRMでは費用が大きくなります。
一方、OSS CRMであれば、サーバー性能や運用体制の範囲内で、比較的柔軟に利用者を増やせます。
これは、社員数が増える可能性がある中小企業にとって大きなメリットです。
2. 長期運用のコストを読みやすい
SaaS型CRMでは、契約プラン、ユーザー数、オプション、機能追加によって月額費用が変動します。
一方、OSS CRMでは、主なコストは次のようになります。
- サーバー費用
- 初期構築費用
- 保守・運用費用
- カスタマイズ費用
- バックアップ費用
- セキュリティ対応費用
これらは必要ですが、ユーザー数に比例してライセンス費が増える構造ではありません。
そのため、長期的なコスト計画を立てやすい場合があります。
3. 自社業務に合わせて調整しやすい
OSS CRMは、ソースコードや構成を調整できるため、自社業務に合わせた柔軟なカスタマイズがしやすいという特徴があります。
もちろん、カスタマイズには技術力が必要です。
しかし、業務に合った画面、項目、権限、帳票、連携を作り込める点は大きなメリットです。
特に中小企業では、業務が標準的なCRMの想定と合わないことがあります。
- 独自の見積フローがある
- 商談ステータスが業界特有
- 顧客管理の単位が特殊
- サポート対応と営業活動が密接に関係している
- 紙やExcelと併用する業務が残る
このような場合、OSS CRMをベースに自社向けに調整することで、現場に合ったCRMを作りやすくなります。
4. データを自社で管理しやすい
OSS CRMは、自社サーバーや自社が契約するクラウド環境に構築することができます。
これにより、データをどこに置くか、どのようにバックアップするか、どのように保守するかを自社側で設計しやすくなります。
特に、顧客情報や取引履歴を外部サービスに預けることに慎重な企業にとっては、データ管理の自由度が高いことはメリットです。
ただし、その分、セキュリティ管理やバックアップ運用は自社側または支援パートナー側で責任を持って行う必要があります。
5. ベンダーロックインを避けやすい
SaaS型CRMでは、データ、設定、カスタマイズ、業務フローが特定サービスに強く依存することがあります。
その結果、将来の乗り換えが難しくなることがあります。
OSS CRMの場合も、導入・カスタマイズを外部ベンダーに依頼すれば、そのベンダーへの依存は発生します。
しかし、ソフトウェアそのものが公開されているため、特定サービスに完全に縛られるリスクを抑えやすいという特徴があります。
もちろん、OSSだからロックインがゼロになるわけではありません。
重要なのは、
- 設定内容を文書化する
- カスタマイズ内容を把握する
- データ出力方法を確認する
- 保守体制を明確にする
- 複数の支援先を検討できる状態にしておく
という運用です。
OSS CRMの注意点
OSS CRMにはメリットがありますが、注意点もあります。
SaaS型CRMよりも向いている企業もあれば、向いていない企業もあります。
1. サーバー管理が必要
OSS CRMは、多くの場合、自社または契約しているクラウド環境に構築します。
そのため、サーバー管理が必要です。
- OSの管理
- PHPやデータベースの管理
- セキュリティアップデート
- バックアップ
- SSL証明書
- 障害対応
- パフォーマンス管理
これらを自社で対応できない場合は、外部パートナーの支援が必要になります。
2. 保守・運用体制が必要
OSS CRMは、導入して終わりではありません。
CRMとして使い続けるためには、運用保守が必要です。
- ユーザー管理
- 権限設定
- データバックアップ
- 項目変更
- レポート作成
- 不具合対応
- セキュリティ対応
- 操作サポート
- バージョンアップ検討
SaaS型CRMではサービス提供側が担う領域も、OSS CRMでは自社または導入支援会社が担う必要があります。
3. すぐに使えるとは限らない
SaaS型CRMは、契約後すぐに使い始められるものが多いです。
一方、OSS CRMは、サーバー構築、初期設定、日本語環境の調整、項目設定、権限設定、データ移行などが必要になります。
そのため、「今日契約して明日から使う」というよりも、業務に合わせて設計・構築するイメージに近いです。
4. カスタマイズしすぎると保守が重くなる
OSS CRMは柔軟にカスタマイズできます。
しかし、自由度が高いからといって、何でもカスタマイズすればよいわけではありません。
カスタマイズが増えすぎると、次のような問題が起きます。
- バージョンアップが難しくなる
- 不具合対応が複雑になる
- 保守担当者が限定される
- ドキュメントがないと引き継げない
- 将来の改修費用が増える
OSS CRMを活用する場合は、標準機能をできるだけ活かし、必要な部分だけをカスタマイズすることが重要です。
SaaS型CRMとOSS CRMの比較
CRM選定では、SaaS型CRMとOSS CRMのどちらが優れているかではなく、自社に合うかどうかで判断すべきです。
| 比較項目 | SaaS型CRM | OSS CRM |
|---|---|---|
| 初期導入 | 始めやすい | 構築が必要 |
| 月額費用 | ユーザー数・プランに応じて増えやすい | ライセンス費は抑えやすい |
| サーバー管理 | 原則不要 | 必要 |
| アップデート | サービス側が実施 | 自社・支援会社で対応 |
| カスタマイズ | サービス仕様の範囲内 | 比較的自由度が高い |
| データ管理 | サービス側の環境に依存 | 自社側で管理しやすい |
| 運用負荷 | 比較的軽い | 保守体制が必要 |
| ベンダー依存 | サービス依存が強くなる場合あり | 構成次第で抑えやすい |
| 向いている企業 | すぐ始めたい企業 | 長期コストと柔軟性を重視する企業 |
どちらにもメリットと注意点があります。
SaaS型CRMは、スピードと手軽さに優れています。
OSS CRMは、長期コスト、柔軟性、データ管理の自由度に強みがあります。
OSS CRMが向いている会社
OSS CRMは、次のような会社に向いています。
- ユーザー数が今後増える可能性がある
- 月額ライセンス費を抑えたい
- 長期的なCRM運用を考えている
- 自社業務に合わせた柔軟な設定をしたい
- SaaS型CRMの費用増加に不安がある
- 顧客データを自社側で管理したい
- ベンダーロックインを避けたい
- IT支援パートナーと長く運用していきたい
- 営業、サポート、見積、問い合わせ管理を一つの基盤で扱いたい
特に、社員数や利用者数が増える見込みがある企業では、ユーザー課金型CRMの費用が将来的に重くなる可能性があります。
その場合、OSS CRMを早い段階で比較対象に入れる価値があります。
OSS CRMが向いていない会社
一方で、OSS CRMが向いていない会社もあります。
- とにかくすぐ使い始めたい
- サーバー管理を一切考えたくない
- 自社にも外部にも保守担当を置けない
- 標準的なSaaS機能で十分
- カスタマイズの必要がほとんどない
- 少人数で短期間だけ使いたい
- 初期構築に手間をかけたくない
このような場合は、SaaS型CRMの方が適していることがあります。
CRM選定では、OSS CRMを過大評価する必要も、SaaS型CRMを否定する必要もありません。
重要なのは、自社の運用体制、予算、利用人数、業務要件に合うかどうかです。
CRMの総コストで確認すべき項目
CRMを選ぶときは、月額費用だけでなく、以下の項目を確認する必要があります。
1. 3年・5年の利用総額
月額費用だけでなく、年額、3年総額、5年総額で確認します。
2. ユーザー数が増えた場合の費用
営業部門以外にも利用を広げた場合、費用がどう変わるかを確認します。
3. 必要機能がどのプランに含まれるか
安価なプランで始めても、必要機能が上位プランにしかない場合があります。
4. オプション費用
メール配信、帳票、外部連携、ストレージ、サポートなどの追加費用を確認します。
5. 導入支援費用
初期設定、データ移行、業務設計、操作説明にかかる費用を確認します。
6. 保守・運用費用
導入後の設定変更、レポート修正、権限管理、問い合わせ対応の費用を確認します。
7. データ移行・解約時の費用
将来、別のCRMへ移行する場合に、データを取り出せるか、移行費用がどれくらいかを確認します。
8. 社内工数
社内担当者がどれだけ運用に関わる必要があるかも、実質的なコストです。
CRMの費用は、請求書に載る金額だけではありません。
社内の時間、運用負担、将来の変更コストも含めて考える必要があります。
中小企業におすすめの考え方
中小企業がCRMを選ぶときは、次の順番で考えることをおすすめします。
第1段階:CRMで解決したい課題を明確にする
まず、製品選定の前に、何を改善したいのかを整理します。
- 顧客情報の一元管理
- 商談進捗の見える化
- 問い合わせ対応履歴の共有
- 見積状況の管理
- 既存顧客フォロー
- 営業会議の効率化
- 売上見込みの把握
この段階では、まだSaaSかOSSかを決める必要はありません。
第2段階:必要な利用者数を見積もる
CRMを誰が使うのかを確認します。
- 営業担当者だけか
- 営業事務も使うのか
- サポート部門も使うのか
- 経営者も見るのか
- 管理部門も入力するのか
利用者数が少ない場合は、SaaS型CRMの方が始めやすいことがあります。
一方で、将来的に利用者が増える場合は、OSS CRMの方が長期コストを抑えやすい可能性があります。
第3段階:3年後の費用で比較する
CRMは長く使うシステムです。
そのため、初年度だけでなく、3年後、5年後の費用で比較します。
月額費用、オプション、導入支援、保守費用、社内工数を含めて考えることが重要です。
第4段階:小さく試す
いきなり全社導入する必要はありません。
まずは、以下のような一部業務から始めるとよいでしょう。
- 顧客管理
- 商談管理
- 問い合わせ管理
- 既存顧客フォロー
- 見積提出状況管理
小さく始めて、現場が使えるか、効果が出るかを確認します。
第5段階:SaaS型CRMとOSS CRMを比較する
業務課題、利用者数、必要機能、運用体制が見えてから、SaaS型CRMとOSS CRMを比較します。
この順番で考えることで、製品名や月額料金だけに引っ張られず、自社に合ったCRMを選びやすくなります。
アイプランナーの考え方
アイプランナーは、SaaS型CRMを否定する立場ではありません。
SaaS型CRMは、すぐに始められ、運用負荷も比較的少なく、多くの中小企業にとって有効な選択肢です。
一方で、CRMは長く使う業務基盤です。
ユーザー数が増え、利用範囲が広がるほど、月額費用やオプション費用が膨らむことがあります。
そのため、当社では、CRM導入時に以下の視点を重視しています。
- 月額費用だけで判断しない
- 3年・5年の総コストを見る
- 現場が使える範囲から始める
- 必要な機能と不要な機能を切り分ける
- SaaS型CRMとOSS CRMを比較する
- ベンダーロックインを避ける
- 低コストで長く使える仕組みを考える
特に、ユーザー数が増える可能性がある企業、月額費用を抑えたい企業、自社業務に合わせた柔軟なCRMを構築したい企業には、OSS CRMという選択肢があります。
アイプランナーは、VtigerCRMをはじめとするCRM導入・運用支援を通じて、中小企業に合った現実的なCRM活用を支援しています。
まとめ:CRMは月額費用ではなく、総コストで考える
CRMを選ぶとき、月額費用の安さは重要です。
しかし、それだけで判断すると、数年後に想定以上の固定費になっていることがあります。
ユーザー数が増える。
上位プランが必要になる。
オプション機能が増える。
導入支援やカスタマイズ費用がかかる。
乗り換えが難しくなる。
CRMは会社の顧客情報や営業活動を支える基盤です。
だからこそ、導入時の価格ではなく、長期的な総コストで考える必要があります。
SaaS型CRMには、手軽さとスピードという大きなメリットがあります。
一方で、OSS CRMには、長期コスト、柔軟性、データ管理の自由度というメリットがあります。
どちらが正解という話ではありません。
大切なのは、次の問いに答えることです。
自社は何をCRMで改善したいのか。
何人で使うのか。
3年後、5年後の費用はいくらになるのか。
自社で運用できるのか。
将来の変更に対応できるのか。
この問いに答えたうえで、SaaS型CRMとOSS CRMを比較することが、失敗しにくいCRM選定につながります。
